週刊ノマドくん

2017-03

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クリーニング屋のおっちゃんに流儀を学ぶ

湯沢オフィスで一服いれるときはソファーでくつろぐ。目の前には売り主さんが残してくれた(古いけど)大きなテレビがある。しかし、それよりずっと大きな窓の向こうに広がる新緑の目立ち始めたゲレンデ、まだまだ雪の残った遠方の谷川岳といった景色のせいか、リモコンに触れる気にはまったくならない。少なくとも今のところは。

一方、東京オフィスにもソファーはあるが、部屋が狭くてそこで一服する気にはなれない。リビングへと降り、なにげなくテレビをつけてしまう。妻より気が利く長男は、頼んでもいないのに僕が好きそうな番組を録画してくれている。

テレビ
(^_^;)

半月ぶりにつけたテレビで観たのは、クリーニング屋のおっちゃんの話だった。ただのおっちゃんではない。よそがお手上げのシミも技術と根性で消してしまうという、他のクリーニング店や百貨店からも依頼が舞い込むほどの、そして安易に「カリスマ」と付けることがはばかられるほどの職人中の職人である。

いわく、「思いやりのない仕事でも客を満足させることはできる。でも感動させることはできない」

一定レベルの質だけ確保しながら効率を追求するのが正解なのか、効率は二の次にして「顧客満足」ならぬ「顧客感動」を追求していくのが正解なのか。人それぞれだが、僕はずるいけど効率と感動を同時に追求していきたい。余地はまだまだある。

「思いやりのある仕事」とは、翻訳でいえばやはり「実際に読む人を思い浮かべながら、対象読者に合わせて原文の内容を理解しやすく、読みやすく伝える」という気持ちで訳すことではないか。当たり前のことのようで、そういう訳文は正直めったに見かけない。もちろん「思いやり」は感動させるための必要条件にすぎず、技術も伴わなければならないわけだが。

ただクリーニングと違い、お客さんが目の前にいるわけではないので、感動させたとしても直接褒めてはもらえない。それを伝え聞くこともめったにない。その中でモチベーションを維持するにはどうすればいいか。これだけ気持ちを込めたんだから感動してもらえたはずだと、勝手に信じておけばいい。そしてスガシカオが歌う「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングでも流しながら、「そうっすね、やっぱ翻訳は......思いやりですかね」とインタビューに答える自分でも妄想しておけばいい。

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ノマド歴10年。世を流れさすらうスタイルで住宅ローンに激しく追われながらも放浪と仕事の融和を図るフリーライター/翻訳者です。

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